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◎卒業生からのメッセージ

2011年情報技術科卒 麻谷 由香さん

(東北大学工学部機械知能・航空工学科エネルギー・環境コース卒)


所属研究室の地中レーダ前にて撮影

 普段使っている携帯電話やパソコン、インターネットが、なぜ動くのか?ということを考えたことがありますか?理数工学科は、その応えに近づくことができる学科です。ものが動く仕組みを理解するために必要な工学の知識を実験したり、ロボットカーを作ったりして実践します。電子回路を組み立てて、プログラムをして、実際に動くものを作ることができるという実感が湧いてきます。
 もっと知りたいと思ったら、より高度な内容の国家資格やものづくりの大会に挑戦することで、工学の技術をいくらでも、自分のものにすることができます。その楽しさを、ぜひ感じてほしいと思います。  また、理数工学科は大学進学型なので、トップレベルの研究成果を挙げる大学に進み、興味のある分野をさらに本格的に追求していくことも可能です。
 私は東北大学に入学する夢を実現しました。今はレーダを使った地雷探知や遺跡探査をしている研究所に所属し、誰も見ることのできなかったことをレーダで見たい、そしてそのことで社会貢献したいという次の夢に向かっている最中です。みなさんもこの理数工学科で、貪欲にチャレンジして、実現したい夢を見つけてください。


2000年情報技術科卒 樫木 拓也さん

(筑波大学大学院工学システム専攻修了
    (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター勤務)



開発に携わった新型 ACCORD 前にて撮影

 私は今、自動車会社で研究・開発を行っています。小さい頃、ロボットコンテストをテレビで見て憧れ、高校からロボットに関することを勉強したいと思い、国際情報高校情報技術科へ進学しました。3年間、ロボットはもちろん、就職の事も考え沢山の資格取得にも励みました。 大学でもさらに自律移動ロボットの制御に関する研究をしたいと考え、理工系へ進学しました。日々、ロボット製作にのめり込み、夢だったNHKロボコンへ参加しアイデア賞を取りました。大学4年生・大学院と、研究室で本格的にロボットの研究を行う中、誰もが安心して目的地まで移動できる車を作りたいと考えるようになりました。その為にロボット技術を用いて車の自動化・知能化をやりたいと考えHondaへ就職しました。 入社以来、先進安全に関する仕事をしており、7年携わった先進安全機能をACCORDという車へのせることができました。今よりもお客様が安心して目的地まで移動できる車を提供できるよう、学生時代に勉強した知識を活用しながら研究・開発を行っています。 皆さんも夢への第一歩を踏み出してみませんか?
 The Power of Dreams.


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